カナモトら3社/建機に搭載可能なロボット開発/遠隔操作で災害復旧など対応

 カナモトは21日、KGフローテクノ(東京都港区、渡部純社長)、富士建(佐賀市、牧薗博文社長)、アスラテック(東京都千代田区、酒谷正人社長)と共同で、建設機械を操縦できる人型ロボット「DOKA ROBO(ドカロボ)3」を開発したと発表した。油圧ショベルなどの運転席にドカロボを設置することで、建機を遠隔操作できるようにした。災害復旧や危険地帯での活用を視野に、カナモトがレンタルで提供していく。
 これまで油圧ショベルなどを遠隔操縦するには、建機そのものを改造する必要があったが、ドカロボは運転席に設置するだけで遠隔操縦ができるようになる。運転席への設置は約1時間で完了する。
 ドカロボの操作は、建機の運転席のような専用コントローラーを使用。オペレーターは、専用コントローラーに搭乗して、ドカロボに搭載したカメラ映像を見ながらレバーなどを操作し、建機を操縦する。専用コントローラーを囲むようにモニターが設置されており、実際の建機に乗っているのと同じ感覚で操縦できる。
 ドカロボの制御ソフトウエアには、アスラテックが開発したロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」を採用し、専用コントローラー以外にも対応する。オペレーターの首の動きに合わせてドカロボの首を動かせるヘッドマウントディスプレーや、小型のコントローラーなども使え、幅広い環境に対応している。
 今後、展示会などのイベントに出展してアピールするほか、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)への登録も予定している。将来的には、ブルドーザーやキャリー、クレーンなどの建機にも対応できるようにしたい考えだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)