カナモト/今後3年で国内営業拠点35カ所増へ/再開発や新幹線関連工事需要狙う

 カナモトは12日、東京都内で16年10月期の決算説明会を開き、金本哲男社長が今後3年間で国内営業拠点を35カ所増やす方針を明らかにした。レンタルシェアの高い北海道・東北地区の売り上げを維持しつつ、大型再開発や2020年東京五輪関連工事が本格化する首都圏をはじめ、リニア中央新幹線や北海道・北陸など新幹線の延伸が計画されている地域に拠点を増やし、売り上げ拡大につなげる。
 16年10月期は売上高1448億70百万円(前期比8・7%増)、営業利益151億34百万円(7・0%減)。7期連続の増収で過去最高を更新したが、金本社長は「東北の東日本大震災の復興事業が落ち着いてきている。持続的な成長を図るため、将来的に官民の投資が集中する地域に拠点を増やす」とし、今後3年間で営業拠点を増加させる方針を示した。
 拠点を増設する地域は、東京を中心とする首都圏、リニア中央新幹線の東京~名古屋区間、北海道新幹線と北陸新幹線の延伸区間など。拠点数は17年度に10カ所、18~19年度に25カ所の計35カ所を計画している。
 営業拠点の増設に加え、入出庫業務にICタグやQRコードによる資産管理システムを導入したり、グループ会社のシステム統合を図ったりしてレンタル稼働率を向上させ、収益増につなげる。
 金本社長は「短期的に投資が集中する地域を見極めてリソースを投入することで、国内の営業基盤を拡充したい」と述べた。

(日刊建設工業新聞様より引用)