クリーンいわて事業団/産廃最終処分場実施設計(岩手県奥州市)/八千代エンジに

 クリーンいわて事業団(岩手県奥州市)は、7月26日に条件付き一般競争入札を開札した「公共関与型産業廃棄物最終処分場実施設計業務委託」の落札者を八千代エンジニヤリングに決めた。落札額は1億2088万円。45年間で約183万立方メートルの廃棄物が埋め立て可能な最終処分場を整備する。環境影響評価の手続きなどを経て、19年度の着工、23年度の1期供用を目指す。2期は36年度に着工する予定だ。
 同事業団は93年1月に全国で初めて廃棄物処理法に基づく廃棄物処理センターの指定を受け、奥州市江刺区にクリーンセンターを整備。95年から焼却処理を行うとともに、管理型最終処分場で廃棄物を受け入れてきたが、東日本大震災で発生した災害廃棄物を埋め立てたことで受け入れ可能容量が近付いている。
 こうした状況を受け、県が次期処分場の整備に向けた検討を開始し、基本方針の策定や整備候補地の選定を行い、同事業団を事業主体に決めた。
 整備場所は岩手県八幡平市平舘で、御月山山頂から南へ約5キロ。開発面積は約37万8000平方メートル。
 処分場の構造は環境保全や施工性を踏まえ、屋根のないオープン型とし、埋め立て面積は1期が5・1ヘクタール、2期が3・6ヘクタール、3期が5・5ヘクタールを予定。それぞれ15年間で約61万立方メートルの廃棄物を埋め立てる。
 遮水シートは安全性や施工性、経済性から合成ゴム・合成樹脂系の中弾性タイプの材料を使用する。
 業務内容は産業廃棄物最終処分場の実施設計と地質調査(一般調査、解析等調査)。埋め立て地の造成やのり面工、貯留構造物、遮水工、浸出水集排水設備、浸出水処理施設、地下水集排水設備、雨水バイパス設備、管理棟、管理道路、場内道路などの設計を担当する。履行期限は19年3月20日。

(日刊建設工業新聞様より引用)