コンビニ出店で高齢入居者に配慮

共用部の鍵管理やコミュニティスペースも


UR都市機構(以下、UR、神奈川県横浜市)は21日、東京都東村山市の団地『グリーンタウン美住一番街』に、セブン―イレブンの店舗を出店した。

関連法人の日本総合住生活(東京都千代田区)がコンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京都千代田区)と提携したことによるもの。
団地での入居者サービスを向上することで、団地の活性化を目的としている。

グリーンタウン美住一番街は、西武新宿線「久米川」駅から徒歩10分にある、全945戸の団地。
敷地内には、以前はスーパーなどの商店があったが、後継者がおらず店じまいするところが相次いでいる。
入居者の高齢化も進む中で、入居者の利便性を高めるためにも、コンビニに出店してもらい、食事の宅配サービスなどで付加価値アップを図る。

団地内コミュニティの形成にも力を入れていく。
店内には飲食スペースを設け、交流の場としても機能するようにしていく。
団地の管理窓口としての機能も持たせ、駐車場などの共用部の鍵の管理や、UR物件の募集パンフレットの設置なども行う。

URによれば、全団地を通じて入居者の約3割前後が高齢者だ。
今後ますます増加する高齢者層に向けて生活する上でのサポートを強化していきたい考えだ。
ウェルフェア総合戦略部企画課の諸隈慎一課長は「高齢者に元気に過ごしてもらうためには、外出する機会をつくったり、入居者同士で声を掛け合える環境が必要だと考えている」と語る。

URは2016年7月に、セブン―イレブン・ジャパン、ファミリーマート(東京都豊島区)、ローソン(東京都品川区)のコンビニ大手3社と連携協定を締結。
団地内の空き店舗にコンビニ出店を進めると発表した。
今回の出店は、試行第一弾。
グリーンタウン美住一番街は、以前コンビニが出店していたテナントがあったことなどから選出した。

(全国賃貸住宅新聞様より引用)