サントリーホール(東京都港区)/大規模改修が完了、9月1日再オープン

 東京・赤坂にある「サントリーホール」の大規模改修が終わり、29日に内覧会が開かれた。昨年に開館30周年を迎えたのを機に今年2~8月に休館して改修を実施。内装部分などを大幅にリニューアルし、9月1日に再オープンする。
 プロジェクトは設計を安井建築設計事務所、音響設計を永田音響設計、施工を鹿島が担当した。「伝統の継承と革新」をテーマに、大・小ホールの音響関連・内装の改修や舞台床板の全面張り替えなどを実施するとともに、スロープやトイレの増設、ウエストエントランスとエレベーターの新設などバリアフリー対応を充実させた。
 改修設計を担当した安井建築設計事務所の佐野吉彦社長は「30年にわたって定期的に手を入れ、このホールを受け継いでいこうとする運営者の姿勢は素晴らしい。貴重な事業のお役に立てるのは設計者冥利(みょうり)に尽きる」と述べた。
 サントリーホールは「世界一美しい響き」を目指し、1986年に開館した都内初のクラシック音楽専用ホール。2006席の大ホールと小ホールがあり、昨年は65万人が来館した。

(日刊建設工業新聞様より引用)