パシコン/シンガポールのアジア統括子会社が開所/20年に売上高10億円目標

 パシフィックコンサルタンツは、8月1日にシンガポールに全額出資で設立したアジア統括子会社「PCKK International Asia(PIA)」の営業活動を本格的に始めた。事務所の開所式が11日に現地で行われ、高木茂知社長や長谷川伸一代表取締役会長、小野英夫PIA社長をはじめ、シンガポールの政府機関や企業、日系企業から総勢80人が出席し、新会社の船出を祝った。
 式典であいさつした高木社長は「シンガポールを拠点に、これまで65年の日本国内事業で得た知恵・技術力を世界の場で発揮し、アジア地域で事業を拡大する。エンジニアリングサービスの提供だけにとどまらず、事業投資を含めたパートナーの開拓の可能性についても積極的に検討していく」と決意を表明した。
 PIAの資本金は2・5億円で、将来的に4億円に増資する。今後1年をめどに日本人スタッフ4人、現地スタッフ8人による業務執行体制を構築する。今後、東南アジア各国で行われるインフラ事業の案件形成とコンサルティング受注、事業への積極的な投資に注力する。20年に10億円、30年に30億円の売上高を目指す。
 パシフィックコンサルタンツグループは、「グループ成長戦略2020」の重点施策として国際事業の強化・拡充を掲げ、18年をめどに子会社として国際事業会社を新設。中核会社のパシフィックコンサルタンツ内の国際事業本部の人材を国際事業会社に移管するとともに、M&A(企業合併・買収)で足りない人材を補完し、将来的に300人体制を築くとしている。アジアはPIAが中心となり、営業活動を展開する。

(日刊建設工業新聞様より引用)