パシコン/多様な働き方で7施策展開/育児・介護フレックスタイム、全社員に対象拡大

 パシフィックコンサルタンツは、社員の多様な働き方を支える活動を一段と強化する。各種施策を検討・実行する体制として、社内に設置した15ワーキンググループ(154人)を経営層(20人)が支援し、働き方や業務のイノベーションのための活動を継続的に展開する。今年は育児・介護を理由とした特例勤務(フレックスタイム)を全社員に拡大することを含め七つの制度・施策の検討を進める。
 15ワーキンググループは、同社が15年10月に策定した「ダイバーシティ(D)&インクルージョン(I)推進方針」に基づき多様な人材が働きやすい環境整備、魅力を感じられる職場づくりを検討する。
 特に力を入れてきたのが女性社員のための働き方改革で、これまで「先輩指導員(メンター)が中堅・管理職の女性社員のキャリア目標を1対1で支援」するメンタリング体制や、「姉サポ」制度の創設により女性のベテラン社員が若手女性社員の相談相手となってキャリア形成を支援する体制を整備。新任管理職研修で女性育成の視点も周知徹底している。
 育児から復帰した女性社員に向けては、仕事と子育て・介護の「両立相談窓口」の設置、「慣らし保育に対応した慣らし勤務」や「育児・介護のための午前4分の1休暇」、産休・育休前後の5者面談(本人、上司、その上司、D&I推進室、総務・労務部)、産休・育休復職者への社長メッセージ・カード贈呈、育児・介護を理由とした特例勤務(フレックスタイム)などを実施している。
 社員全体の働き方を支援するため、これまでフリーアドレスの導入や地域限定制度、職場で共に働く部下、スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)を考える「イクボス」研修、シニア研修(介護、キャリアデザイン)を導入した。今年からは全社員を対象にフレックスタイムの導入に向けた制度に加え、時間休、プレミアムフライデー、在宅勤務制度、サテライトオフィス、配偶者転勤時の休職、育児休職中の就業ルールを検討する。

(日刊建設工業新聞様より引用)