ベトナム合同就職説明会、中堅・中小12社が参加/11月11~12日、国交省が支援

 国土交通省の支援を受けてベトナム・ハノイで合同就職説明会に参加する中堅・中小建設企業12社が決まった。11月11、12日の2日間、国立ハノイ土木大学を会場に参加各社が専用ブースを設け、訪れる学生に対して会社紹介や面接などを行う「ジョブフェア形式」で進める。建設系工学を学ぶ優秀な学生と日本企業が交流する機会を提供し、海外進出する際の人材の確保に役立ててもらう。
 初の試みとなる合同就職説明会は、ベトナムで事業を行う際のネットワークの構築や同国への進出に貢献する人材の確保・育成の観点から行う。
 ベトナム側から参加するのは、国立ハノイ土木大学、国立ハノイ工科大学、国立交通運輸大学、国立交通技術大学、国立水利大学、国立建設技術大学などの学生。3年生以上の学生と既卒者を対象としている。国交省は「日本行きを希望する学生たちが100人以上来るだろう」(土地・建設産業局国際課)とみている。
 日本側の企業は、▽日本ベース(東京、橋梁基礎工事・鋼管矢板工事)▽北新建設(東京、トンネル工事の専門工事会社)▽イトイ産業(北海道、公共土木工事・民間建築住宅)▽クモノスコーポレーション(大阪、測量・施工管理)▽SST協会(東京、測量・施工管理)▽小宮山土木(長野、公共土木工事)▽矢田工業(福島、鋼構造物・土木)▽小野田ケミコ(東京、土木・とび・石材施工)▽ライフデザイン・カバヤ(岡山、建築〈住宅系〉)▽正和興業(東京、公共下水道関係)▽双葉資材(東京、基礎杭の設計・施工)▽日東エンジニアリング(茨城、土木工事)-の12社が参加する。
 国交省によると、中堅・中小建設企業の多くが「優秀な建設工学人材の確保ができない」「海外で活躍できる人材候補が社内にいない」ことを海外進出を考える際の課題に挙げている。既に進出した企業の間では、現地の事情に詳しい人材を活用するケースが増えているという。そこで中堅・中小企業の海外進出を促進する観点から、人材面の課題解決に役立ててもらう機会をつくることにした。
 このほかに国交省は、昨年に続き同国で開かれる建設系の見本市「VIETBUILD HANOI 2017」(11月10~14日)への中堅・中小の出展も支援。今年の参加企業として、▽玉田工業(石川、地下タンク・防火水層の設計製造)▽東陽建設工業(大阪、鉄筋加工機の開発・製造)▽SST協会▽矢田工業▽T&Tデザイン(東京、BIM・CIMモデリングサービス)-の5社を決めた。
 見本市の会場(国立展示建設センター)に「ジャパン・コントラクターズ・パビリオン」を設置し、各社の技術をPRする機会を提供。現地の人的ネットワーク形成やパートナー企業探しなど海外進出の足掛かりにしてもらう。

(日刊建設工業新聞様より引用)