ミズノ/ワーキングシューズが現場の若者に人気/6万足出荷

 スポーツ用品メーカーのミズノが、工事現場などで使用するワーキングシューズの販売に力を入れている。同社が開発したワーキングシューズは、日本工業規格(JIS)が定める安全靴の定義とは異なるものの、高いデザイン性や機能性が特徴。今年3月の発売以来、現場で作業する若者を中心に人気を集めている。
 販売するのは「プロテクティブスニーカー」と呼ばれるワーキングシューズ。日本保安用品協会(JSAA)が、安全性や耐久性を備えた作業靴をプロテクティブスニーカーと定め、爪先の耐圧迫性・耐衝撃性などの試験を行っている。
 同社は、少子高齢化の影響でスポーツ用品の販売が減少。新たな分野の開拓を狙ってワーキングシューズの「オールマイティ」を開発した。3月の発売時には年間8万足の販売を見込んでいたが、既に6万足を出荷。予想を大きく上回っているという。
 オールマイティは、衝撃や圧迫から爪先を保護する樹脂製の先芯を内蔵。傷みやすい爪先の表面はゴム材で覆って補強した。足の甲に触れるベロや中敷き、履き口当たりには柔らかい素材を使い、履き心地を高めた。ウオーキングシューズの靴型を基本設計にして高いフィット感も実現した。
 今月20日には、オールマイティのミッドカットタイプの販売を開始する。従来モデル同様の耐久性や履き心地を維持しながら、足首までカバーするミッドカットタイプにしたことで、フィット感をさらに高めた。

(日刊建設工業新聞様より引用)