三井不、パナソニック/業務用清掃ロボット共同開発/各種安全機能搭載、人件費削減

 三井不動産とパナソニックは、ビル管理業務を効率化する「業務用清掃ロボット」を共同開発した。ロボットの導入コストを抑えながら、同業務の効率化や清掃にかかる人件費の大幅低減が図れる。三井不は同ロボットを、2月に竣工した東京ミッドタウン日比谷のオフィスフロアに導入した。
 同ロボットはさまざまな安全機能を搭載している。清掃中の音声ガイドや警告ライトで周囲に接近を知らせる。センサーが障害物などを判断し自動停止する機能も備えた。接触時の自動停止や動作中に周辺状況を記録するドライブレコーダーを搭載。異常停止時にはスタッフのスマートフォンなどに警報を発信する。
 高精度センシング&コントロール機能による壁際床面自動清掃機能を搭載。毛足の向きなどが一定ではなく直進が難しいカーペットでも、壁に接触せず壁際ぎりぎりを清掃できる高度な走行制御技術を備えた。
 高機能化を実現しながら、高性能な部品を使わずに開発したことで、既存の業務用清掃ロボットと比較して低コストでの導入が可能だ。本体はコンパクトで運びやすく、メンテナンス・操作が容易。共用廊下の清掃に関わる清掃作業員数が約半分にでき、人件費の削減にも貢献する。
 三井不は今後、竣工するオフィスビルなどに順次、同ロボットを導入する方針だ。

(日刊建設工業新聞様より引用)