三井不/ホテル新ブランド展開へ/将来的な9000室運営にめど

 三井不動産は3日、新たなホテルブランド「ザ セレスティンホテルズ」の初弾プロジェクトとなる京都・祇園と東京・銀座のホテル2物件を今秋に開業すると発表した。同社は、主力ブランドとして展開する「三井ガーデンホテルズ」などとともに今後もホテル開発を推進する方針。現時点で、既存施設(20物件、約5300室)に工事・計画中の物件を合わせ、約9000室のホテル展開にめどが付いているという。
 京都・祇園には、「ホテル ザ セレスティン京都祇園」(京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町572の2)を9月7日に開業する。客室数は157室で、レストランやスパ、ゲストラウンジ、バーを併設する。設計・施工を三井住友建設、インテリア設計を三井デザインテックとSIMPLICITY、造園設計を荻野寿也景観設計が担当。伝統的な切妻屋根と現代建築が調和した外観を特徴とする。
 東京・銀座には、「ホテル ザ セレスティン銀座」(東京都中央区銀座8の101の8ほか)を10月5日に開業する。客室数は104室で、レストランとバーラウンジを併設する。設計を日建設計、施工を工新建設、インテリア設計をHirsch Bedner Associatesが手掛けている。外観には総石張りを採用し、上質さを演出する。
 新ブランドは、三井ガーデンホテルズとラグジュアリーホテルの中間に位置する宿泊主体型ホテルの上級ブランドとして展開する。同日記者会見した鴉田隆司ホテル事業部長は「歴史や文化が感じられるような立地に厳選して出店していきたい」と話した。
 同社は現在、首都圏や近畿圏に加え、北陸や九州などの地方都市でもホテル出店を計画している。土地取得に限らず、借地やマスターリース(建物の一括賃借による運営)などを通じてホテル開発に取り組む。20年度までに運営客室数1万室の達成を目指す。

(日刊建設工業新聞様より引用)