三井不/豊洲二丁目駅前地区再開発(東京都江東区)/2-1街区AC棟が着工

 東京都江東区で進められている「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」で、三井不動産が代表施行者となる「2-1街区」の本体工事が始まった。総延べ床面積約25・9万平方メートルの複合施設2棟のうち「AC棟」が着工し、1日に現地で起工式が行われた。「B棟」は17年12月に着工予定。都市計画・基本計画・監理は日建設計、設計・施工は大成建設が担当。AC棟が20年4月に先行して竣工し、20年度下期の全体完成を目指す。
 2-1街区の所在地は豊洲2の15の12(敷地面積約2万7800平方メートル)。AC棟はS造地下2階地上36階建て延べ約18万4000平方メートルの規模で高さ約180メートル。免震構造を採用する。地上3階までに商業施設、4~32階にオフィスフロア、33~36階には三井不グループ直営のホテル(約225室)を入れる。低層のC棟部分には開発区域内外に電気と熱を供給するエネルギーセンターを設置する。B棟は大部分がオフィスとなる。
 神事後の祝賀会で、菰田正信社長は「豊洲エリアで関係権利者らと進めてきた再開発の最後のプロジェクトになる。周辺施設へのアクセスの起点となり重要性も高い。湾岸エリア最大規模の業務空間やエリア初のホテルを導入し、エリア全体の複合化、ミクストユースを実現したい」とあいさつした。地権者を代表してIHIの満岡次郎社長は「このプロジェクトの完成で一連の豊洲の再開発はほぼ完了を迎える。豊洲の発展に向け、今後もさらなる街づくり、魅力づくりに努めていく」と話した。
 坂本雅之統括所長(大成建設)の話
 「人通りの多い豊洲駅前での工事になる。周辺環境に配慮し、近隣住民にも極力迷惑を掛けないように注意したい。東京五輪に向かって大型工事が多くなる時期に重なるため、労務や資機材に不足が生じないよう工程をしっかり守って工事を進める」。

(日刊建設工業新聞様より引用)