三井住建道路/事務所機能付き車両を導入/7支店に配置、長時間労働に歯止め

 三井住建道路が、簡易的な事務所機能を備えた移動事務所車「オフィスカー」を導入し、全国7支店に配置している。現場での施工管理業務の合間に事務作業をできるようにすることで、長時間労働につながる一因となっている現場での事務作業の効率化を図る。
 地方事業所では、小規模な現場が多く、複数の現場の施工管理を担当する技術者が多く存在する。そうした技術者にとっては、現場での施工管理業務終了後に会社に戻って行う書類作成などの事務作業が長時間労働につながる一因となっている。
 こうした現状を踏まえ、同社ではオリックス自動車と協力し、車内に収納機能付きデスク・椅子、後席カーテンなどの装備のほか、エンジンを止めてもパソコンや簡易エアコンが使える充電設備を備えた車両を開発。15年から試験導入していた。
 その後、使用している社員へのアンケート結果から、バックモニターや追突防止システムの追加による安全性の向上などの改良を行い、今年8月から各支店で本格導入した。
 使用している現場では、「少しでも現場で事務作業を進めておけるので残業が減らせる」と評価が高い。同社では、今後も各支店での導入台数を増やし、労働環境改善につなげたい考えだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)