中部整備局天竜川ダム管理/長野県松川町で小渋ダム土砂バイパストンネル完成式典開く

 中部地方整備局天竜川ダム統合管理事務所は19日、小渋ダム土砂バイパス(BP)トンネルの完成式典を長野県松川町の土砂BPトンネル吐き口部(同ダム下流左岸)で開催した。塚原浩一局長の通水号令で呑口部のゲートを開放。関係者によるくす玉開披、万歳三唱を行った後、水が吐き口から勢いよく流れ出る様子を見学した。
 式典には太田寛長野県副知事、天竜川小渋ダム堰堤改良事業促進期成同盟会会長の曽我逸郎中川村長、足立敏之参院議員など多数の関係者が出席。事業の無事完成を祝った。
 小渋ダムBPトンネルは、貯水池内の堆積土砂でダム機能が低下することを防ぐため、堰堤改良事業として00年度に計画着手した。大量の土砂を含んだ洪水をダム貯水池を経由せずに、延長約4キロのトンネルでダム下流部に放流しダム貯水池の堆砂進行を抑制、ダム下流河床の粒度分布も改善する。トンネル本体は既に完成、本年度はCCTVや光ケーブル設置、呑み口周辺ののり面対策などを進めていた。事業費は約144億円。

(日刊建設工業新聞様より引用)