仙台市/仙台城跡保存活用計画見直しへ/検討委が初会合、19年春に基本計画改定

 仙台市青葉区にある仙台城跡の整備計画について協議する「仙台城跡保存活用計画等検討委員会」の初会合が11月30日、仙台市内で開かれ、現行計画の見直しに向けた検討が始まった=写真。
 市では同委員会から報告を受けた後、18年夏ごろに保存活用計画をまとめ、19年春ごろをめどに整備基本計画を改定する予定だ。
 検討委員会は学識者や経済界、NPO法人の関係者ら9人で構成。委員長には東北芸術工科大学の北野博司教授が就任した。
 同市は、国史跡指定後の04年3月に仙台城跡整備の基本構想、05年3月に基本計画を策定。基本計画では石垣の復旧や大手門の復元、ガイダンス施設の新設、トイレや駐車場などの整備を挙げていた。
 東日本大震災の影響で事業が計画通りに進んでいない状況を踏まえ、検討委員会を設置して整備内容や時期を見直すことにした。基本構想を改定して「仙台城跡保存活用計画」を策定するとともに、現行の「仙台城跡整備基本計画」を改定する。
 保存活用計画には全体の保存管理や整備・活用の基本方針を、基本計画には地区ごとの具体的な整備内容やおおむねの整備時期を盛り込む方針だ。
 保存活用計画は19年度からおおむね20年間、基本計画は19~28年度の10年間を対象期間として策定する。
 報告書は中間案の段階でパブリックコメント手続きを実施し、市民意見を反映させる。

(日刊建設工業新聞様より引用)