凜/ラックランド設計本部設計部建築設計1課・小林通子さん

 ◇次の世代にしっかりバトンタッチ
 建築に興味を持ったきっかけは「面白い先生に出会った」こと。経済系の学科に入学した大学1年生の時、意匠計画が専門のその先生の講義に何気なく顔を出した。細かい技術的な話より、建築の楽しさを伝える内容に「面白そうだ」と感じ、建築学科に転科した。
 卒業後、ゼネコンへの就職や設計事務所の立ち上げなどを経て、5年前にゼネコン時代の同僚の誘いを受けてラックランドに入社した。所属している建築設計1課では、意匠設計のほかに、躯体に関する申請手続きや法的なコンサルティングも行う。
 スピードが重要な内装設計が主力の会社で、建築確認申請など手順が重要な建築設計を手掛けることに「最初は時間軸が違い、戸惑った」という。だが今は「建物だけをつくるゼネコンとは違い、ここでは店舗の設備、内装まで手掛ける。最後のオープンまで携われ、お客さまと一緒に完成を喜ぶことができる」とやりがいを感じている。
 専門家集団を自負する同社。「人こそが財産」と福利厚生や人材育成制度を充実させる社長の考え方に共感する。今一番の関心事は、昨年、今年と課に配属された新卒社員の育成。「建築物に関するコンプライアンスの重要性が年々高まっている。私たちのような役割の必要性を社内外に伝え、しっかりと次の世代にバトンタッチしていきたい」と笑顔を見せる。
 (こばやし・みちこ)

(日刊建設工業新聞様より引用)