千住一丁目地区再開発(東京都足立区)/フジタで超高層住宅棟着工/組合

 東京都足立区の「千住一丁目地区市街地再開発組合」(倉田隆夫理事長)が計画している第1種市街地再開発事業で再開発ビルの建設工事が始まり、24日に現地で起工式が行われた。設計は梓設計、施工はフジタが担当。組合には参加組合員として三菱地所レジデンスと三菱倉庫が参画している。20年12月末の竣工を目指す。
 神事では梓設計の杉谷文彦社長が鎌、倉田理事長と地権者として事業に参画するスギモトホールディングスの杉本義幸社長が鍬、フジタの奥村洋治社長が鋤をそれぞれ入れ、工事の安全を祈願した。
 この後の祝賀会で倉田理事長は「事業によりにぎわいが生まれ、地元の活性化に貢献できると自負している」とあいさつ。杉本社長は「千住は歴史がある情緒と人情にあふれた街。街の魅力を伝えるランドマークになってほしい」と語った。奥村社長は「かつて建設地にあったトポスビルも当社が施工し、強い縁を感じる。全社の技術を結集し、品質の高い施設を工期を厳守し完成させる」と意気込みを見せた。杉谷社長は「人気が高い千住の魅力を引き立てる施設にする」と述べた。
 再開発事業の区域はJR常磐線などが乗り入れる北千住駅の西側に位置する千住1の72ほかの0・5ヘクタール。都税事務所や商業施設「トポス北千住店」があった。
 再開発ビルの規模はRC造地下1階地上30階建て延べ2万4300平方メートル。地下1階に駐車場、地上1~2階に商業施設を設置。4階以上に約180戸の住宅を配置し、子育て支援施設なども入れる。総事業費は約148億円。
 □古武清所長(フジタ)の話□
 「周辺地域で初めての再開発事業。この事業を成功させ、街づくりの機運を高めたい。道路が狭いため搬入経路の確保に注力する」。

(日刊建設工業新聞様より引用)