厚労省/高校・高専生向け入職促進策充実/18年度から都道府県ごとに意見交換会

 厚生労働省は18年度から、高校(工業科、普通科)と高等専門学校の生徒を対象にした建設業への入職促進策に乗りだす。都道府県ごとに高校・高専の生徒・教員と、建設業の企業・団体関係者による意見交換会などを開催。建設業の役割や魅力などについて生徒と建設業関係者が直接話し合えるようにし、生徒に建設業への理解を深めてもらう。
 18年度予算概算要求で必要経費を計上した。同省の委託事業として「若年者と建設業の『つなぐ化』」をテーマに展開する。
 18年度に業務を外注する民間事業者を介して、高校や高専の生徒や教員に参加してもらう建設業関係者との意見交換会や建設業関係者らによる学校での出前授業、建設会社へのインターンシップ、現場見学会などを開催する計画。これらの取り組みについて、都道府県ごとに計2回程度の開催を目指す。
 今回の取り組みは、国土交通省国土交通政策研究所(国政研)が昨年12月から今年1月にかけて、全国にある工業高校の建築系学科の進路指導担当教諭や土木建築系学科の3年生を対象に行った「国土交通分野の将来見通しと人材戦略に関する調査研究」を参考にして始める。同調査研究によると、在学中に建設業の具体的な仕事内容や職種について知る機会があった生徒の方が、そうでない生徒と比べて建設業に対するポジティブな印象を持っている傾向が強いという。
 一方、建設業の魅力を若者に直接伝える場は、官民でつくる「建設産業戦略的広報推進協議会」が中学生や小学生も対象に行っている「学校キャラバン」がある。

(日刊建設工業新聞様より引用)