回転窓/まだまだインフルにご用心

 インフルエンザの患者数が、今シーズンの流行入り後、初めて減少に転じたが、まだまだ猛威を振るっている。「流行性感冒」とも呼ばれるこの感染症は急な発熱や関節痛、頭痛などを伴い、抵抗力の弱った高齢者や子どもは重篤化すると命にも関わる▼数年前、成人してから初めてインフルエンザにかかり、39度近い高熱と関節の痛みに2日間ほど苦しんだ。頭がグルグルしてベッドに沈み込んでしまうような感覚は二度と味わいたくない▼インフルエンザウイルスは気温15度以下、湿度20%前後の環境が最も生存しやすいとされる。人間の鼻や喉の粘膜を覆い、ウイルスなどの異物侵入を防ぐ「線毛」というフィルターの働きは寒さによって鈍くなる。気温や湿度の低さで冬場は感染のリスクが高まる▼これから年度末に向かって仕事は忙しくなる。特に屋外作業が多い建設現場では、インフルエンザに限らず体調管理に万全を期すことが大切だ。まずは手洗い・うがいとマスク着用で自己防御。おかしいなと思ったら必ず病院で検査を▼忙しいからと放置したり内緒にしたりするのは周囲にも迷惑なので絶対にNGである。

(日刊建設工業新聞様より引用)