回転窓/ネットを駆使して興味を引く

 働き方改革や生産性向上という言葉を新聞などで目にする機会が増え、それと同時に人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)といった用語も定着しつつある▼業務を効率化し、働き手の負担を軽くする技術の進化はまさに日進月歩。次々と新しいものが生み出され、あっという間に世の中へ広がっていく。世の中が便利になるのは歓迎するべきなのだろうが、急速な変化に戸惑う気持ちが心の片隅にある人も少なくないのでは▼子どもの頃からインターネットに馴染み、当たり前のようにスマートフォンなどを使いこなす。デジタルネーティブと呼ばれる世代にアプローチし興味を持ってもらうことも、人材不足にあえぐ産業界には大きな課題だ▼少し前に近畿地方整備局のある事務所が、中学生を対象にインターネットを利用した現場見学会を開いたというニュースを見た。道路工事をネット中継で見学。現場職員と生徒らの質疑応答時間も設けられ、企画は好評だったという▼現地に足を運んで実際に見て感じてもらうのも大切なのだが、参加の機会や人数は限られる。ネット見学会の開催は、良案ではと思う。

(日刊建設工業新聞様より引用)