回転窓/熱中症対策、今年も万全に

 全国的に好天に恵まれた今年の大型連休。春を飛び越えて初夏の陽気になった所も多く、北海道は内陸部の置戸(おけと)町で4日に31・2度を記録するなど道内5地点で真夏日となった▼暑さの原因は日本列島に南から暖かい空気が流れ込んだことだが、地域によっては降雨量が極端に少なく、早くも水不足の懸念が高まっている。小笠原諸島の父島や母島では昨年5月から雨の少ない状態が続き、日常生活や農業に大きな影響が出始めている▼日本気象協会の3カ月予報によると、5~7月の平均気温は全国的に平年並みか高い確率が30~40%。となると心配になるのが熱中症だ。屋内にいても知らぬ間に室温が上昇し、汗をかきにくい高齢者や体温調節機能が未発達の乳幼児は特に発症リスクが高くなる▼建設現場ではここ数年、熱中症対策に力を注いできた。休憩を多めに取ったり、こまめに給水したりはもちろん、ウエアラブルセンサーで体調変化を自動計測するなど最新技術の導入も増えている▼働き方改革への関心から職場環境を改善する動きも活発だ。夏に向かって建設現場の暑さ対策への注目も高まろう。万全の対応を。

(日刊建設工業新聞様より引用)