回転窓/花粉症と働き方改革

 今春は昨年よりも厳しい覚悟が必要かもしれない。花粉症に悩む人は18年の花粉飛散予測を知り、そんな憂鬱(ゆううつ)な気持ちになっているであろう▼今春はスギやヒノキの花粉飛散量が東北から関東北部、東海地方の一部で昨春よりかなり多いと予測されている。昨夏に一部地域を除いて日照時間が平年よりやや長かったことに加え、昨春の飛散量は例年より少なかった。この二つが、今春に飛散量が多くなる要因だという▼インフルエンザの予防に神経をとがらせる時期が終わらないうちに、今度は花粉症の対策にも追われるはめに。何か効果的な予防策を講じられないかと考える人が多いのか、最近は体内の免疫システムを活性化させることに関心が高まっているようだ▼免疫細胞の約7割が集まる腸内の環境を整えることが、免疫力を高めてアレルギー疾患や感染症の予防につながる。こうした研究成果が書かれた本は多く、関連書を並べた「腸」のコーナーを設けている書店もある▼花粉症も症状によっては仕事の効率性や安全性に影響を及ぼしかねない。職場でどのようなケアができるのか。働き方改革でも大切な視点になろう。

(日刊建設工業新聞様より引用)