国交省/生産性革命プロジェクトに7件追加/インフラメンテやダム再生

 国土交通省は25日、第4回生産性革命本部(本部長・石井啓一国交相)を省内で開き、新規の生産性革命プロジェクトに7件を追加し、2件の既存プロジェクトの拡充を決めた。3月、4月の本部で決定した13プロジェクトを含めて計20のプロジェクトを推進し、生産性革命につながる施策を強力かつ総合的に推進していく。
 追加した新規プロジェクトは、▽インフラメンテナンス革命▽ダム再生▽下水道イノベーション▽鉄道生産性革命▽クルマのICT革命▽航空インフラ革命▽気象ビジネス市場の創出。拡充プロジェクトは、▽物流システムの国際標準化の推進▽j-Ocean。
 インフラメンテナンス革命では、28日に発足するインフラメンテナンス国民会議の取り組みを通じ、無人点検ロボットや自動施工の堤防除草などあらゆる段階で新技術を実装しながら民間企業の参入促進を図り、生産性向上と担い手となるメンテナンス産業の育成・拡大を図る。
 ダム再生では、今後策定するダム再生ビジョンに基づき、新たな施工技術を活用するなどして、運用しながら堤体を改築し、放流設備の増設やかさ上げによる大幅な能力向上を推進。頻発する渇水や洪水に伴う企業の生産活動に支障を及ぼすリスクを軽減する。
 鉄道生産性革命では、営業車による線路設備のモニタリングや、高架構造物の常時モニタリングを通じて、維持管理効率の向上を目指すとしている。

(日刊建設工業新聞様より引用)