大丸松坂屋百貨店/大丸心斎橋店本館建替/竹中工務店で17年1月着工

 ◇延べ6・6万平米、御堂筋側の外壁保存
 大丸松坂屋百貨店は、大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)の建て替え本体工事に17年1月初旬に着手する。売り場面積は旧本館の約30%増となる約4万平方メートルを確保する計画で、延べ床面積約6万6000平方メートルを見込む。設計・施工を竹中工務店が担当し、19年8月末の完成を目指す。
 建設地は大阪市中央区心斎橋筋1の7の1(約5600平方メートル)。競争力の強化や、老朽化対策などを目的に建て替える本館は1922年に完成し、2期事業が1925年、3期事業が1933年に完了した。アール・デコのデザインが採用されたネオ・ゴシック様式の建築物で、建築家のウィリアム・メレル・ヴォーリズが手掛け、施工を竹中工務店が担当した。
 新本館の規模はS一部SRC造地下3階地上11階建て延べ6万6122平方メートル。御堂筋側の外壁を保存し、ヴォーリズ建築の価値を継承するとともに、高層部はセットバックさせて保存外壁と景観的調和を図る。本館建て替え完了後、北館と道路上空で接続・一体化させ、回遊性の向上を図る工事も実施する。
 心斎橋筋商店街へのアクセスを向上させるため、市営地下鉄駅改札からの地下通路を改修し、通路拡幅やエレベーター、エスカレーターを設置するなどバリアフリー化を行う計画だ。

(日刊建設工業新聞様より引用)