大阪大学/グローバルビレッジ施設整備運営PFI/パナホームらグループに優先交渉権

 大阪大学はPFIで実施する「大阪大学グローバルビレッジ施設整備運営事業」の事業者を決める一般競争入札でパナホーム・松村組・合人社計画研究所グループを優先交渉権者に決めたと発表した。協力会社は類設計室。入札価格は112億9087万0625円。
 大阪府吹田市津雲台の「津雲台宿舎」をPFI手法で学寮・教職員宿舎(約700戸)に再整備し維持管理、運営までを実施、民間付帯施設の整備・運営なども行う。
 入札には3者が参加申請し1者が辞退。残る2者が札入れしたが1者は失格となった。
 同事業でPFI事業者は老朽化が進む津雲台宿舎(津雲台5の20の4、敷地面積2万3805平方メートル)を解体し敷地を造成、学寮や教職員宿舎の設計・建設・工事監理・維持管理・運営などを行う。
 BTO(建設・移管・運営)方式を導入。シェアタイプの学生寮(300室程度)と、教職員宿舎の独身用Aタイプ(120戸程度)、独身用Bタイプ(200戸程度)、単身者用(40戸)、世帯用(40戸程度)を確保する。事業期間は契約締結から約33年間で学寮などの完成時期は20年9月30日とした。
 学寮などの整備用地以外のスペースに定期借地権方式で民間付帯施設を建設する。事業者は維持管理・運営・解体撤去・用地返還なども実施。定期借地期間は50年間程度。
 PFI導入可能性調査業務とアドバイザリー業務は三井住友信託銀行が担当(アドバイザリー業務提携=西村あさひ法律事務所、昭和設計)。
 阪大は大阪大学「世界適塾ビレッジ」施設整備運営事業の実施方針を15年7月30日に公表したが同年10月20日付の一般競争入札公告を当日取り消した。
 より多くの民間企業が参加できるよう事業スキームなどを検討、グローバルビレッジ施設整備運営事業の入札を16年12月1日に公告した。

(日刊建設工業新聞様より引用)