山口市/新山口駅北地区拠点施設整備・運営/森ビル都市企画ら5社グループに

 山口市は23日、「新山口駅北地区拠点施設整備事業」の設計・施工・維持管理・運営を行う事業者を決める公募型プロポーザルで最優秀提案者に森ビル都市企画を代表企業とするグループを選定したと発表した。構成員はアール・アイ・エー、大成建設、積水ハウス、コンベンションリンケージ。協力会社は不二ビルサービス。民間事業は積水ハウスが実施する。提案価格は、設計・建設等で105億円、維持管理・運営(開館準備と15年間の管理運営)で51億4997万6007円。
 事業候補者の提案コンセプトは、市民生活のさまざまなシーンに活用できる空間を創造し、緑の中、健康をテーマに多世代交流を生み出すことで、市民交流拠点と産業創造拠点が交わる「環境健康都市~杜につつまれた市民交流と産業創造の拠点~」を創造する。デザインでは、▽シンボリックな都市的緑の杜をつくる▽周辺景観と調和するように施設ボリュームを分節する▽外部の緑化環境や自然光を施設内に採り入れる▽空間のアクティビティーを効果的に魅せる-とした。
 公共施設は7階建て延べ約1万3000平方メートルの多目的ホールなど、3階建て延べ約1000平方メートルのシェアハウスなど、駐車場(550台分)、駐輪場(約400台分)。施設機能として、必須項目だった多目的ホール、産業支援機能、スタジオなどのほか、健康産業支援施設(ライフイノベーションラボ)として公共施設のメディカルフィットネス事業と、民間事業のロボットトレーニング事業、医療事業(クリニック)の連携による健康産業の先進的な取り組みを提案している。
 民間収益施設は環境配慮型住宅(ファミリー向け3階建て2棟全12戸、単身者向け3階建て2棟全24戸)を整備する。事業用地は、拠点施設整備区域(小郡下郷1258の2ほか、約1万4170平方メートル)と駐車場整備区域(同2329の1ほか、約4700平方メートル)。
 事業候補者に選定されたグループの業務は、代表企業の森ビル都市企画がプロジェクトマネジメント、維持管理、運営(いずれも幹事企業)。アール・アイ・エーは設計(幹事企業)、工事監理(幹事企業)、プロジェクトマネジメント。大成建設は建設(幹事企業)。積水ハウスは建設と市有地を活用した民間収益施設の整備・管理運営。コンベンションリンケージは運営、不二ビルサービスは維持管理を担う。事業期間はプロジェクトマネジメントが36年3月31日まで、設計・工事監理・建設は20年度中。

(日刊建設工業新聞様より引用)