山口県宇部市/玉川ポンプ場DBO事業者選定プロポ公告/3月17日まで参加受付

 山口県宇部市は、「宇部市公共下水道玉川ポンプ場事業」の事業者を選定するため公募型プロポーザルを実施する。事業は、PFI法に基づく調達手続きを参考としたDBO(設計・建設・運営)方式を採用する。17日まで参加表明を受け付け、4月3日~5月10日に競争的対話を実施。7月31日まで提案書の提出を求め、8月31日には最優秀提案者を選定、9月11日の基本協定締結を目指す。提案価格の上限額は173億円。
 同事業については昨年、特定事業に選定するとともに募集要項などを公表していたが、市上下水道局発注工事で事故があったことから、募集・選定手続きを延期していた。今回、募集要項などの要件を一部変更、参加表明書と参加資格確認申請書の受け付けから再開する。
 応募者は、設計企業、建設企業、維持管理企業で構成されるグループ(コンソーシアム)とし、選定されたグループは、20年11月末までに宇部市内にSPC(特別目的会社)を設立することが条件。代表企業は建設企業または維持管理企業のいずれかとする。グループ構成員と協力会社の参加資格は、設計企業が建設コンサルタント業務の認定を受け、内径2400ミリ以上のシールド工事と中大口径推進工事の実施設計業務の実績があることなど。建設企業は土木一式工事と建築一式工事の経営事項審査の総合評定値がそれぞれ1600点以上、JVの場合は代表者が内径2400ミリ以上のシールド工事または中大口径推進工事の施工実績があることなど、協力企業はJV(設計、建設)協力企業、維持管理協力企業ともに市内に本店を置くことなどが条件。
 同事業は、老朽化した栄川ポンプ場と鵜の島ポンプ場を廃止し、新たに両ポンプ場を統合する玉川ポンプ場、合流幹線管渠、雨水放流渠、汚水圧送管と雨水吐き口工をPFI手法を導入して整備、維持管理する。
 建設地は宇部市藤曲沖土手下2483の1ほか。新設工事は、玉川ポンプ場が総流入水量毎秒22・3立方メートル、敷地約0・59ヘクタール(分流ポンプ場も含めたポンプ場敷地は約1・33ヘクタール)。合流幹線管渠は、居能1号バイパス幹線(NO.1)1・1キロ、同(NO.2)0・2キロ、栄川1号バイパス幹線0・6キロ。雨水放流渠は、玉川ポンプ場放流渠(NO.1)0・1キロ、同(NO.2)0・4キロ。汚水圧送管(西部合流汚水圧送管)・3キロ、雨水吐き口工1カ所。鵜の島と栄川ポンプ場は撤去する。
 設計・建設期間が25年3月まで、維持管理期間が25年4月から20年間を想定している。

(日刊建設工業新聞様より引用)