山口県長門市/木造本庁舎建設建築・機械設備/JV代表者に熊谷組と朝日工業社

 山口県長門市は、木造庁舎としては国内最大規模となる本庁舎の建築工事と機械設備工事の一般競争入札を14日に開札し、建築工事は19億9000万円で熊谷組、機械設備工事は5億4500万円で朝日工業社を落札候補者(JV代表者)に決定した。落札候補者は今後、長門市内に本店がある企業からなる「共同企業体構成員登録希望者リスト」から、1または2者を選定してJVを結成した後、市と工事契約を結ぶ。
 現在の長門市役所本庁舎は、1963年に竣工し50年以上行政機能の中心的役割を担ってきた。現在は施設、設備の老朽化をはじめとしたさまざまな課題を抱え、災害時には対策拠点となるべき施設だが、耐震性能がない状態にある。そのため災害への備えを強化し、市民の安全・安心の拠点となるよう、現在地(東深川)で建て替えることにした。
 整備は「『安全・安心』の拠点として、利用しやすく親しみのある庁舎」を基本理念に、▽市民の暮らしを守る▽利用しやすく親しみのある▽人に優しい▽ICT(情報通信技術)化への対応▽環境への配慮-を基本方針に置いた。
 新本庁舎は、長門市産材を用いた木造を主体としたRCとの混構造としており、木造庁舎としては国内最大規模となる。本庁舎(新庁舎棟とエントランス棟)がRC・W造の混構造一部S造(本庁舎は基礎免震構造)5階建て延べ7054平方メートル。回廊がS造平屋73平方メートル、駐輪場がS造平屋75平方メートルほか。設計は東畑建築事務所・藤田建築設計事務所・M.DESIGN ASSOCIATES一級建築事務所JVが担当した。
 工期19年8月31日。ただし、建築の回廊II期工事は20年2月1日~3月31日。

(日刊建設工業新聞様より引用)