広島県大竹市/にぎわい交流ゾーン活用/対話型市場調査、12月5日まで参加受付

 広島県大竹市は、昨年度に策定した「小方地区のまちづくり基本構想」で示された「にぎわい交流ゾーン」の有効活用策を検討するため、民間事業者との対話(サウンディング)型市場調査を実施する。12月5日まで募集し、同12、13日に意見交換する。市は、18年3月までに公募条件などを調査・整理し、4月以降の公募内容の検討、公募開始を想定している。
 市は、市の中央部として開発が進む小方地区で、JR新駅の設置を前提に、近接する遊休地(小方小学校・小方中学校・市民プール等跡地等)を含む一帯の有効活用について、民間事業者との連携の可能性を検討。16年度に導入すべき機能やゾーニング、施設の方向性などを「小方地区まちづくり基本構想」として取りまとめた。
 このうち、「にぎわい交流ゾーン」を中心とするエリアは、民間事業者のノウハウやアイデアを活用し、より具体的な整備手法・施設の提案を受けることで、地域活性化の核となる施設の選定や整備条件、課題の抽出など、今後の開発の検討に向け、実現性の高い有効な条件を整理するために意見交換を実施する。
 想定される新駅に近接する遊休地は、旧小方小・中学校、市民プール跡地などの約4・7ヘクタール。市民プール・小学校跡地の西側にJR新駅の設置が計画されている。ゾーニングは、JR新駅側から新駅周辺ゾーン、居住ゾーン、にぎわい交流ゾーン、レクリエーションゾーン、子育て支援ゾーンとしている。このうち「にぎわい交流ゾーン」は小方1の1万3557平方メートルで、中学校のグラウンドとして活用していた更地。
 構想では、▽地域の特産品等のPR・販売所施設(道の駅、産直市場、物産館など)▽専門小売店▽宿泊、会議・集会施設(シティーホテル、ロッジなど)▽飲食施設▽温浴施設▽スポーツ施設▽スポーツ系娯楽施設▽アウトドア関連施設-などのいずれかを核とする複合施設や、新たな提案施設、ファミリー層や子育て世代を対象とした機能・施設などの導入を想定している。
 対話では、近接する遊休地の概況や想定される導入機能・施設案を踏まえ、▽にぎわい交流ゾーンの候補機能・施設案に対する意見・要望▽提案可能な民間提案事業▽地域への貢献に対する考え方▽事業への参画意向▽事業参画に当たっての課題・条件▽その他(スケジュール、土地建物の所有形態等)-について意見や提案を求める。

(日刊建設工業新聞様より引用)