建築学会/次期会長候補に古谷誠章氏選出/早大から6年ぶり、5月30日就任

 日本建築学会(中島正愛会長)は11日、東京・芝の建築会館で選挙管理委員会を開き、次期(2017~18年度)会長候補に古谷誠章早稲田大学理工学術院創造理工学部教授を選出した。早大の会員の会長就任は09~10年度の佐藤滋氏以来6年ぶりとなる。5月30日の通常総会で就任する。任期は2年。
 古谷氏は「建築界が一丸となり、地域と世界の視点を併せ持つ、信頼される日本の建築学の再興へ」をテーマに、▽建築5会の連携のさらなる強化▽国際的な建築市場の中での学会の研究力や知見を生かした日本の建築学のイニシアチブ発揮▽市民社会に信頼され、真に国民に望まれる研究者と一体となった建築の専門家職能の確立と、より良い建築・都市計画の企画・発注・実現・維持管理システムの構築とその実証と検証-の3項目に力を入れるとの所信表明をしている。
 古谷 誠章氏(ふるや・のぶあき)78年早大理工学部建築学科卒、80年同大学院博士前期課程修了。94年早大助教授、97年から教授。94年に八木佐千子氏とナスカを設立。高知県香美市のやなせたかし記念館・アンパンマンミュージアムと詩とメルヘン絵本館などを手掛け、日本建築学会賞の作品賞や作品選奨、日本建築家協会(JIA)の日本建築大賞、BCS賞、日本芸術院賞など受賞多数。13~14年度に建築学会副会長を務めた。東京都出身、62歳。

(日刊建設工業新聞様より引用)