故柳澤孝彦氏(建築家)のお別れの会開く/川元茂氏「仕事への気迫、記憶に残る」

 公共建築分野で数多くの優れた作品を手掛け、8月14日に82歳で死去した建築家の柳澤孝彦氏(柳澤孝彦+TAK建築研究所代表取締役)のお別れの会が20日、東京都港区の青山葬儀所で開かれた=写真。政官界、建築設計界から多くの関係者が参列し、遺影に花をささげて故人との最後の別れを惜しんだ。
 発起人代表の村松映一氏(村松映一建築計画室主宰)のあいさつに続き、母袋創一長野県上田市長や川元茂国土交通省官庁営繕部長などがお別れの言葉を述べた。この中で川元部長は東京・初台の新国立劇場の設計で柳澤氏と仕事をした思い出を振り返り、「揺るぎない信念と情熱を持ち、関係者を一つにまとめ、巨大で複雑な建物を作り上げた。気迫あふれる立ち居振る舞いは記憶に残る。優れた公共建築が生まれるよう見守ってほしい」と語り掛けた。
 柳澤氏は長野県出身。代表作に新国立劇場、東京オペラシティ、東京都現代美術館、郡山市立美術館などがある。

(日刊建設工業新聞様より引用)