日建連/第58回BCS賞に17作品選定/11月17日に表彰式

 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は26日、第58回「BCS賞」に、静岡市駿河区の屋内競技場「このはなアリーナ」など17作品を選んだ。受賞者には表彰状、建築物に取り付けられるブロンズ製パネル、賞牌(しょうはい)を贈呈する。表彰式は11月17日に東京・内幸町の帝国ホテルで行う。作品は英文併記の作品集にまとめ、国内のほか在日大使館を通じて海外にも広く紹介する。=12面に受賞作品一覧
 同賞は良好な建築資産の創出、文化の進展、地球環境保全への貢献を目的に1960年に創設された建築賞で、建築主、設計者、施工者を表彰するのが特徴。供用から1年以上経過した建築物を対象に、企画・設計・施工・維持管理などを選考委員が総合評価し、日建連会長が決定する。
 今回の受賞作品は前回と同じ17件。応募は前回(67件)を上回る76件。8年ぶりに70件を超え、関心の高さをうかがわせた。受賞作品の累計は927件となった。今回も複合施設、博物館、大学、スポーツ施設などさまざまな用途の建築物が選ばれ、特に複合施設が目立った。
 固有の課題への取り組みが特に優れている「特別賞」には、いずれも再生がキーワードとなった「日本橋ダイヤビルディング『江戸橋倉庫ビルの保存・再生』」(東京都中央区)と「早稲田大学早稲田キャンパス3号館」(同新宿区)が選ばれた。
 日建連の押味至一副会長建築本部長は26日に記者会見し、「いずれも建築主の意図が設計力と施工力で見事に体現されており、今後も創造性あふれる都市と活力ある地域の実現に寄与すると確信している」と述べた。

(日刊建設工業新聞様より引用)