東北整備局/応援職員らに感謝状贈呈/3月末で21人が任期終了、復興前進に貢献

 東日本大震災の被災地復興を支援するため、全国の地方整備局から東北整備局の出先事務所に出向していた21人の応援職員らが3月で任期を終える。復興事業の前進に貢献し、派遣元の職場に戻る職員らに対して9日、川瀧弘之局長からねぎらいの言葉とともに感謝状が贈られた。
 他の地方整備局から同局出先事務所に派遣された職員は合計で56人。うち21人がこの3月で元の所属先に帰還することとなった。
 21人は岩手河川国道事務所や三陸国道事務所、小名浜港湾事務所など復興事業で業務量が増えた太平洋側の出先事務所に2年前後派遣され、復興事業を下支えした。
 感謝状贈呈式の席上、川瀧局長は「皆さんに復興の最前線で頑張ってもらったおかげで事業が進んだ。ありがとう」と謝辞を述べた上で、「東日本大震災発生から6年が経過して風化も進んでいるが、課題や教訓は風化させてはならない。皆さんは東北の被災地で多くを学んだ生き証人だ。成果を地元に持って帰り、ぜひ伝えていってほしい」と呼び掛けた。
 帰還する職員を代表してあいさつした北上川下流河川事務所の唐澤智紀氏は、「赴任当初は慣れない土地で不安を感じたが、温かく迎えられ不安が霧消した。東北で交流を深め、人脈を作った。東北で得た知見を元の職場で生かしたい」と語った。

(日刊建設工業新聞様より引用)