東急建設/体験型安全衛生教育システム開発/VRを活用、事故を疑似体験

 東急建設は24日、バンダイナムコスタジオの技術支援を受け、「VRゲームテクノロジーを活用した体験型安全衛生教育システム」を開発したと発表した。同システムは、体験者が仮想現実(VR)空間内でさまざまな事故の発生過程を疑似体験できる。事故が起きる原因を考え、発生防止のためどのように行動すればよいのかを学習させるのが狙い。
 一般的な安全衛生教育は、事故事例を用いた教本や映像などによる受動的な学習が主体だった。同システムでは、体験者がヘッドマウントディスプレーと手足にコントローラーを装着。VR空間の建設現場で実際に手足を動かす作業を行いながら安全対策を学習できる。
 同システムのコンテンツは、事故の主な原因となる「気付き忘れによるミス」「横着する」など不安全行動を誘発しやすい状況設定にし、事故を疑似体験させることを目的に制作した。疑似体験することで、事故発生につながる不安全行動を起こさないよう意識付けを行っていく。小型で持ち運びが可能なシステムのため、今後は、現場事務所の会議室などを使用し、現場で働く社員や、協力会社の関係者らを対象に安全教育の充実を図っていく考えだ。

(日刊建設工業新聞様より引用)