東日本高速関東支社/外環道・京葉JCTランプ、新方式で技術協力業務発注

 ◇施工側ノウハウ積極採用
 東日本高速道路関東支社は、東京外かく環状道路(外環道)で建設中の三郷南インターチェンジ(IC)~高谷ジャンクション(JCT)の千葉側区間(延長15・5キロ)のうち、京葉道路と接続する京葉JCTのランプ整備で施工者のノウハウを積極採用する。詳細設計中のB、G両ランプ工事2件で、施工能力を持つ企業を対象にした技術協力業務を簡易公募型プロポーザル方式で別途発注する。
 工事発注の前段階から施工・仮設計画など施工者側の技術・ノウハウを取り込み、現場作業の円滑化を図るのが狙い。同業務の受託者は工事の施工者を決める一般競争入札に参加でき、受注面で有利になる。
 両ランプの詳細設計についてはBランプをパシフィックコンサルタンツ、Gランプを中央復建コンサルタンツにそれぞれ委託済み。Bランプの建設地は千葉県市川市稲荷木~鬼高。シールドトンネルの詳細設計などを行う。Gランプ(市川市稲荷木)では、開削工法を用いたボックスカルバートの詳細設計などを実施。両ランプの履行期限はそれぞれ12月上旬を予定してる。
 本年度の発注予定では当初、第2四半期に公募型プロポーザル(技術提案・交渉方式)で両工事の発注手続きに入る計画だった。
 今回の工事では供用している京葉道路や外環道ジャンクションのランプが近接・交差するなど現場の制約条件などを踏まえ、より工事の実現性を高める必要があると判断。施工者による施工計画や仮設計画の検討結果を前倒しで設計図書に反映させるため、発注方法を変更した。
 両ランプの技術協力業務は第2四半期に発注手続きに入り、第3四半期に委託先を選定する。履行期間は約10カ月。
 Bランプ(シールドトンネル、延長約0・5キロ)、Gランプ(開削トンネル、延長約0・2キロ)の工事2件については、総合評価方式(技術提案評価型)の一般競争入札を18年度第1四半期に公告し、同第2四半期に入札を行う。
 見直し後の新発注方式では、まず施工能力を持つ企業に仮設計画や施工方法などを検討する技術協力業務を発注。コンサルタントが検討した計画・方法に対して、施工者の視点から安全・品質や経済性、効率性、実現性などを検証するとともに、必要に応じて代替案を提案する。協力業務の成果で発注者側は必要と認めた内容を詳細設計に反映させ、最終的な設計成果に基づいて工事の設計図書を作成する。

(日刊建設工業新聞様より引用)