森トラスト/新ホテルブランド「翠」発表/初弾は沖縄・伊良部島で18年開業へ

 森トラストは30日、土地ごとの魅力を最大限生かすことを目指すラグジュアリーホテルブランド「翠 SUI(スイ)」を発表した。初弾として、伊良部島(沖縄県宮古島市)で建設中のラグジュアリーホテルに採用する。同ホテルは18年の開業を目指す。ブランド展開の具体的なスケジュールは未定だが、現在同社が計画しているラグジュアリーホテル10施設のうち「数施設は翠ブランドとする」(伊達美和子森トラスト社長)方針という。
 翠は15年に開業した「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル 京都」のコンセプトを昇華させたブランド。初弾施設の名称は「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古」。マリオット・インターナショナルの最高級ブランド「ラグジュアリーコレクション」を誘致し、二つのブランドを冠したホテルとする。
 建設地は伊良部伊良部長底原818の5ほか(敷地面積9027平方メートル)。伊良部島南部の観光地「渡口の浜」に近接する。ホテルの規模はRC造地下1階地上4階建て延べ約5500平方メートルで、客室は約60室。全室オーシャンビューで、一部客室にはプライベートプールを設けるほか、共用部にはレストラン、ビーチクラブ、フィットネス施設などを備える。
 設計は坂倉建築研究所、施工は建築と昇降機工事を前田建設、空調と衛生設備工事を竹村コーポレーション、電気設備工事をきんでんが担当している。
 27日に東京都内で記者発表した伊達社長は「新ブランドを日本各地の魅力を引き出しつつ、世界中の方々に愛されるホテルとして展開する」と意気込みを語った。
 初弾のホテルの施設計画については「地域らしさや土地が持つ良さをいかに引き出すかが建物を設計する上で重要。建物の外観が景観になじむべきだと思っているが、一方で使う人にとっての心地よい空間をどのように表現するか徹底的に考えている」と述べ、建設地の土地の特性を踏まえ「ランドスケープあるいはレイアウトを非常に重視している」と説明した。

(日刊建設工業新聞様より引用)