横浜市/市庁舎移転新築が起工/設計・施工は竹中工務店JV、20年6月供用開始へ

 横浜市は12日、市庁舎移転新築工事の起工式を中区本町6の50の10ほかの建設地で行った。32階建て延べ約14万平方メートルの庁舎を新築する。コンストラクションマネジメントは山下PMC・山下設計JV、デザイン監修は槇文彦氏、設計・監理を竹中工務店と槇総合計画事務所、監理はNTTファシリティーズ、設計・施工は竹中工務店・西松建設JVがそれぞれ担当する。着工は8月1日。竣工は20年5月29日、供用開始は同6月末を予定している。
 老朽化対策と機能分散の解消、災害時対応などを目的にJR京浜東北根岸線関内駅前の現庁舎(中区港町1の1)を移転・新築する計画。敷地面積は1万3160平方メートル、建物はS造(柱コンクリート充てん鋼管造)地下2階地上32階塔屋2階建て延べ約14万3450平方メートルの規模で、中間層免震構造と制震構造を採用する。完成後は約6000人の職員が就労する予定。本体工事費は約679億円。
 起工式には林文子市長、上野孝横浜商工会議所会頭ら来賓、地元関係者ら約220人が出席。鍬入れを行って工事の安全を祈願した。林市長は「行政事務の効率化と災害時の危機管理中枢として力を発揮する。移転後の関内・関外地区の活性化にも力を入れたい」とあいさつ。設計・施工者を代表して竹中工務店の宮下正裕社長は「意義ある事業に参画できて光栄。共同体の技術を結集して100年以上愛される庁舎を完成させたい」と意気込みを述べた。
 施工者は設計・施工一括発注方式と高度技術提案型総合評価方式で選定した。施工コンソーシアムには小俣組、黒崎工務店、サカクラ、生駒植木、アルテック、きんでん、共栄社、浅海電気、斎久工業、エルゴテック、新菱冷熱工業、川本工業が参画している。

(日刊建設工業新聞様より引用)