滋賀県近江八幡市/新庁舎整備基本設計案/総延べ1・8万平米、20年度完成めざす

 滋賀県近江八幡市はこのほど、市庁舎整備事業の基本設計案を公表した。それによると、新庁舎は3階建ての低層棟と6階建ての高層棟をL字型に配置する構成で、延べ床面積は約1万8500平方メートルの規模を想定。19年度内の新庁舎供用と20年度の全体完成を見込んでいる。17年度は当初予算案に事業費3億5344万1000円を計上し、実施設計や既存庁舎の部分解体を進める予定で、第4四半期にも本体工事を発注する見通しだ。基本設計・実施設計は石本建築事務所が担当。
 市庁舎整備事業は、耐震性能不足や災害対策本部機能・一時避難スペースの不足、施設・設備の老朽化、執務スペースの狭あい化、施設内のバリアフリー化、高度情報化・環境への対応など、現在の本庁舎が抱える課題をはじめ、旧安土町との合併で生じた庁舎機能の分散による利便性や行政効率の低下といった諸問題の解消を図るのが目的。整備場所は現本庁舎敷地(桜宮町236)の約1万2500平方メートル。
 基本設計案によると、新庁舎は、RC造地下1階地上6階建て(低層棟3階、高層棟6階)延べ約1万8500平方メートル(地下駐車場約2450平方メートルを除く)の規模で、地下1階柱頭免震構造を採用。施設内には保健センター機能を併設するとともに、子育て支援スペースや談話・ギャラリーなどの交流スペースを配置。駐車場は新庁舎地下(71台)や立体式(180台)などで257台分、駐輪場は150台分を確保する。
 施工に当たっては、既存本庁舎を使用しながらの工事となるため、最初に現本庁舎の西側と南側にある西別館や第二西別館などの解体撤去と支障インフラの移設を行い、建設場所を確保。その後、新庁舎と立体駐車場を整備し、稼働させた後、新庁舎北側に広場を整備する計画で、既設解体は17年度後半、新庁舎の建設は17年度末~19年度にそれぞれ実施。19年秋の新庁舎完成と20年夏の全体完成を目指すとしている。

(日刊建設工業新聞様より引用)