熊本県益城町/益城中央被災市街地復興土地区整事業/都市計画案の縦覧開始

 熊本県益城町は21日、熊本地震で甚大な被害を受けた市街地で計画している「益城中央被災市街地復興土地区画整理事業」の都市計画案の縦覧を開始した。縦覧期間は12月4日まで。同日まで意見書を受け付け12月中旬に町都市計画審議会に諮り、同月下旬に都市計画決定する予定。18年6月の事業認可を目指す。
 土地区画整理事業では木山地区を町の復興をけん引し、熊本都市圏東部の拠点機能を担う創造的復興の中心地と位置付け、安全・安心な住環境を整備するとともに行政、商業、サービス、交通結節など高次都市機能の誘導を図る。
 施行区域は宮園、木山、寺迫の各一部約28・3ヘクタール。地区内には建て替えを行う役場庁舎やバス拠点ターミナル、コミュニティー施設、災害公営住宅、文教施設、商業用地、業務系用地、住宅地などの導入機能を想定。土地区画整理事業と一体的に県道の拡幅や公園の整備なども行う。
 都市計画手続きと並行して測量や基本設計、事業計画の策定、関係機関協議、用地の先行取得を進め、事業認可が得られれば引き続き換地設計などに着手し、地権者の同意を得て18年度中にも基盤整備工事に着手する。町では県に施行を要請しており、順調なら都市計画決定後は県が事業を進める。事業認可後5年程度での事業完了を見込む。概算事業費は約120億円。基本設計はオオバが担当。

(日刊建設工業新聞様より引用)