環境省/中間貯蔵施設整備/双葉町工区初の減容化施設建設へ入札公告

 ◇事業初の仮設灰処理施設も
 環境省は12日、福島第1原発事故で福島県内に飛散した放射性物質の除染廃棄物を最終処分するまで保管する中間貯蔵施設(福島県双葉町、大熊町両工区)の整備計画で、可燃性除染廃棄物の「減容化施設」の施工者を決める入札手続きを公告した。双葉町工区に減容化施設を整備するのは今回が初めて。大熊町工区で整備中の減容化施設にはない仮設灰処理施設も初めて整備する。=4面に入札公告の詳細
 中間貯蔵施設は、福島第1原発を取り囲むように配置し、▽除染廃棄物全般の受け入れ・分別施設▽土壌貯蔵施設▽減容化施設(仮設焼却施設や仮設灰処理施設など)▽減容化施設で出た放射性物質濃度が高い灰など(1キログラム当たり10万ベクレル以上)を貯蔵する廃棄物貯蔵施設-の計4種類の基幹施設で構成する。
 このうち、減容化施設の仮設灰処理施設では、仮設焼却施設の処理過程で出た灰を溶融または焼成といった方法で処理する。
 環境省は、昨年9月に初弾となる減容化施設の工事(施工=三菱重工環境・化学エンジニアリング・鹿島JV)に大熊町工区で着手し、同11月には初弾の受け入れ・分別施設と土壌貯蔵施設の工事に両工区で着手している。今後、17年度中に両工区で初めてとなる廃棄物貯蔵施設の施工者を決める入札手続きを公告し、契約を結ぶ予定だ。

(日刊建設工業新聞様より引用)