福島県/ロボットテストフィールド等整備事業全体実施設計プロポ公告/7月11日開札

 福島県は21日、浜通り地域に医療・機械産業などの集積を目指す「イノベーション・コースト構想」の一環として整備するロボット開発拠点「ロボットテストフィールド」の実施設計を委託するため、公募型プロポーザルの手続き開始を公告した。案件名は「ロボットテストフィールド等整備事業全体実施設計等業務委託」。入札書の提出を7月10日まで受け付け、同11日に開札する。開札後に参加資格の審査を実施する。
 参加資格は17・18年度同県地上測量、土木設計、建築設計の認定企業。地域要件などは設けていないが、建設コンサルタント「港湾及び空港部門」「都市計画及び地方計画部門」「土質及び基礎部門」「鋼構造及びコンクリート部門」「トンネル部門」の登録をすべて受けている必要がある。
 業務場所は南相馬市原町区萱浜。業務では、ロボットテストフィールド(試験場)のうち、試験に用いる橋やトンネルなど土木構造物、実験施設などの実施設計・測量を委託する。履行期限は18年5月31日。
 計画によると、総事業費155億円を投入し、ロボット開発を行うための広大な試験場を整備する。
 県は昨年、試験場に設ける研究開発棟などの設計を行う「ロボットテストフィールド研究開発等施設及び国際産学官共同利用施設(ロボット)基本設計・実施設計」を1億0044万円(税込み)で山本・堀アーキテクツ・URリンケージJVに委託した。また、「ロボットテストフィールド等整備事業全体基本設計等業務」をパシフィックコンサルタンツに委託した。
 研究開発等施設・国際産学官共同利用施設の設計工期は今年10月までとなっており、県は今秋にも、施設の建設工事を発注したいとしている。
 建設予定地は南相馬市原町区萱浜地区(南相馬市復興工業団地予定地)。敷地面積は50ヘクタール。建設する施設の規模は、ロボットテストフィールド研究開発等施設(本館棟)がS造2階建て延べ2900平方メートル、国際産学官共同利用施設(ロボット研究棟)のうち、研究棟A棟が2階建て延べ約2560平方メートル、研究棟B棟が平屋約1020平方メートル、研究棟C棟が平屋約200平方メートルなど。

(日刊建設工業新聞様より引用)