福田道路、ソーキ/工事車両無音誘導システム開発/車載式、映像・音声ガイダンス併用

 福田道路は、測量・計測機器レンタルのソーキ(大阪市西区、都志直博社長)と共同で、LEDパネルとFMラジオの機能を使った映像・音声ガイダンス併用型の車載式工事車両無音誘導システム「おとなしくん」を開発し、レンタルと販売を開始した。
 アスファルトフィニッシャーの運転席にある操作ボックスに設置したボタンを押すと、運転席の脇に設置したLEDパネルにフィニッシャーの作業状況に応じたサインが映し出される。サインには「止まれ」「前進可」「アスファルト混合物の投入可」などを表す複数の種類がある。サインはすべてフルカラーで分かりやすい形になっているので一目で指示内容を理解できる。
 アスファルト混合物を積んだダンプトラックの運転者はその表示を見ながら近づいてフィニッシャーに接続する。フィニッシャーの運転者が出すサインによって音声内容が決まっており、サインを出すと同時にFMラジオを通して音声ガイダンスが流れ、より確実にダンプトラックを誘導することができる。
 アスファルト舗装工事の現場では現在、バックしながらフィニッシャーに近づくダンプトラックへの指示は、誘導員によるホイッスルやフィニッシャーのクラクションを利用する方法が一般的。だが、この方法は工事現場でも確実に聞こえるよう、大きな音を出さねばならないため、近隣から工事の音がうるさいなどの苦情が寄せられることがあった。
 福田道路は、「おとなしくん」の利用により、現場の騒音をかなり抑えることができるほか、ダンプトラックとフィニッシャーの接続、接続後のダンプトラックの荷台からの混合物の投入など各種作業時の事故も減らせるとしている。

(日刊建設工業新聞様より引用)