竹中工務店ら3社/全方向クローラー型搬送支援ロボ開発/スマホで指示

 竹中工務店と岡谷鋼機、トピー工業は、建設現場で資材を搬送する全方向クローラー型搬送支援ロボット「クローラーTO(トゥ)」を開発した。スマートフォンでWi-Fiを通じて搬送指示を与える。竹中工務店の作業所で標準的に使用している材料積載台車(積載量500キロ)の下に潜り込み、25ミリ持ち上げて搬送を支援する。
 前後方向のクローラーベルトに左右方向の回転機構を組み込んだ「オムニクローラ」を装備し、全方向移動を実現した。今月中に同社の作業所に試行導入する。
 建設作業所の工事用仮設エレベーターへの材料積み込みでは、フォークリフトで台車を持ち上げて運搬している。エレベーター前のスペースが狭いとフォークリフトが旋回できず、作業員が手押し運搬するため大変な重労働になっているのが現状。開発したロボットは狭い場所でも小回りが利くため、エレベーター前が狭い作業所でも重量物を搬送できる。
 ロボットのサイズは幅54センチ、長さ92センチ、高さ24・6センチ。本体重量は120キロ。最高速度は時速3キロ。稼働時間は2~4時間。25ミリまでの段差なら乗り越えられる。
 今後、建設機械レンタル会社と試行・改良を重ね、18年2月のレンタル・販売を開始を目指す。

(日刊建設工業新聞様より引用)