竹中工務店/聴竹居(京都府大山崎町)が重文指定へ/保有の昭和初期木造住宅

 竹中工務店が京都府内に保有する昭和初期を代表する木造住宅「聴竹居」が、19日付の文化審議会の答申を受け、重要文化財に指定されることになった。工学的理論に基づいて設計された木造モダニズム住宅の先駆的存在として、高い意匠性と学術的価値が評価された。
 聴竹居は、かつて同社に在籍した建築家の藤井厚二氏が1928年に建てた5回目の自邸。所在地は大山崎町大山崎谷田31。木造平屋で、本屋が173平方メートル、閑室が44平方メートル、下閑室が33平方メートルの規模。
 和洋の生活様式の統合と日本の気候風土との調和を目指した昭和初期の木造住宅として、2000年には近代建築の記録と保存を目的とする学術組織「DOCOMOMO Japan」(ドコモモ・ジャパン)の日本を代表するモダニズム建築20選の一つに選ばれている。

(日刊建設工業新聞様より引用)