近鉄田原本駅南地区再開発(奈良県田原本町)/17年度内に都市計画決定へ/組合

 奈良県田原本町は、近鉄田原本駅南地区(約0・5ヘクタール)で計画されている第一種市街地再開発事業(組合施行)について、17年度に都市計画決定を行う。店舗、業務、住宅などで構成する延べ約1万1300平方メートルの再開発ビルに加え、幹線道路や区画道路を整備する計画で、準備組合では都市計画決定後、18年度にも本組合を設立する。今のところ、権利変換計画の認可を経て、20年度ごろの工事着手を予定している。
 近鉄田原本駅周辺の再開発事業は駅西側の約2・1ヘクタールで計画され、当初は駅前広場地区(約0・6ヘクタール)と北地区(約1ヘクタール)、南地区(約0・5ヘクタール)を一体的に整備する予定だった。だが、社会情勢の変化などを受け、計画が見直され、着実な事業展開を図るため、町が駅前広場整備を先行的に着手し、10年に完成した。
 今回の再開発事業の対象は南地区の0・5ヘクタールで、建ぺい率約80%、容積率約330%。現状は駅前広場整備による残地が駅側に面しており、地区内の土地利用は細分化され、老朽木造建築物が残る低密度な利用状況になっている。再開発事業では防災安全性の向上、住環境の改善を図るとともに、駅周辺拠点にふさわしいにぎわいと活気のあるまちづくりを目指す。
 再開発ビルには店舗、業務、公共公益施設、住宅(約80戸)、駐車場(約110台)が入り、延べ床面積約1万1300平方メートル(建築面積約2600平方メートル)を想定。17年度に基本設計、18年度に実施設計を進める予定だ。公共施設として幹線道路L90メートルと区画道路L約40メートルも整備する。

(日刊建設工業新聞様より引用)