関東整備局ら/横浜港新本牧ふ頭地区公有水面埋立事業/工事期間は20年想定

 関東地方整備局と横浜市は、横浜港の新本牧ふ頭地先の公有水面約140ヘクタールを埋め立てる。埋め立て地には、大水深・高規格コンテナターミナルと高度な流通加工機能を備えたロジスティクス施設を一体的に配置した臨海部物流拠点を整備する計画。着工時期などは未定だが、工事期間は20年程度を想定している。20日に環境影響評価方法書の縦覧を開始した。
 事業名称は「横浜港新本牧ふ頭地区公有水面埋立事業」。事業者は関東整備局と横浜市。埋め立て区域は横浜市中区本牧ふ頭地先の海域。工事は主に護岸工事と埋め立て工事となる。埋め立てには建設発生土や浚渫土砂などを使用する計画。埋め立て方法は土運船による直接投入か、揚土船による投入を想定している。
 関東整備局と横浜市は横浜港の港湾区域内の埋め立てによる新たな物流拠点エリアの形成を計画。そのための候補地に大黒沖、本牧沖、金沢沖の3カ所を選定し、3月に「横浜港新規ふ頭公有水面埋立事業」の計画段階環境配慮書を公表するとともにパブリックコメントを実施。それらの結果を踏まえて事業用地を新本牧ふ頭地区に決定した。
 横浜港は08年に東京港、川崎港を合わせた京浜港として国際コンテナ戦略港湾に指定されている。新たな埋め立て事業は、国際コンテナ戦略港湾として基幹航路をはじめとするコンテナ船の大型化や貨物量の増加に対応するのが目的だ。

(日刊建設工業新聞様より引用)