関東整備局/浅間山噴火対策、蛇堀川砂防えん堤(長野県小諸市)に着工/長野県側初弾

 関東地方整備局は、浅間山の火山噴火緊急減災対策として進めている直轄火山砂防事業で、長野県側での本格的な整備に着手する。基本対策施設の初弾案件となる「H28蛇堀川砂防えん堤工事」=完成イメージ=の起工式を11日に開き、工事に取り掛かる。
 工事場所は小諸市加増地先ほか。施工は松本土建が担当し、砂防えん堤を整備する。工期は9月29日まで。
 関東整備局では12年度から、浅間山噴火時に発生する恐れがある融雪型火山泥流と噴火後の土石流への対策事業を群馬、長野両県で進めている。平常時対策では、砂防えん堤などの基本対策施設を建設するほか、資機材の備蓄などを行う方針で、今回の工事はその一環となる。
 全体では、基本対策として16基の砂防えん堤、緊急対策として11基の砂防えん堤と4基の導流堤を整備する。このほかに監視カメラや観測機器の整備といったソフト対策も進める。
 群馬県内では既に基本対策施設の建設工事が始まっている。
 全体事業費は約250億円。事業期間は26年度までを予定している。

(日刊建設工業新聞様より引用)