阪神高速会社/大和川線三宝JCT~鉄砲出入口間が開通/延長1・4km

 阪神高速道路会社が整備を進めている阪神高速大和川線(堺市~松原市、延長9・7キロ)のうち、三宝ジャンクション(JCT、堺市堺区築港八幡町)~鉄砲出入り口(同市南島町)間の1・4キロが28日、開通した。大阪都市再生環状道路の一部を形成し、交通渋滞緩和や地域経済の活性化に期待がかかる。開通式は大和川第1トンネル内で行われ、国や大阪府、堺市、地元関係者ら約200人が参加、テープカットで完成を祝った。
 開通式は午前10時に始まり、阪神高速道路会社の幸和範社長は「今回の開通はミッシングリンク解消の第一歩になる。府や堺市と緊密に連携し、一日も早い全線開通を目指して取り組む」とあいさつ。大阪府の竹内廣行副知事は「大阪臨海部と内陸部のアクセスを飛躍的に改善する重要な路線であり、関西の活性化や国際競争力の強化に貢献する」と松井一郎知事の祝辞を読み上げた。竹山修身市長は「大和川線は防災で堺や関西の安全・安心に貢献し、これからのまちづくりにも寄与する」と期待を寄せた。この後、関係者がテープカットとくす玉開きを行うと、会場は拍手で包まれた。
 今回の開通で三宝出入り口を利用していた神戸方面や関西空港方面へのアクセスが鉄砲出入り口からも可能になる。同日午後2時に供用を始めた。
 大和川線は全体の7割が開削またはシールドのトンネル。完成すると、大阪南部地域の臨海部と内陸部が高速道路で直結し、東西方向の交通混雑が緩和するとともに、高速道路の利便性が向上。都心部の通過交通が分散し、経済活動の活性化に寄与すると期待されている。全線開通は19年度末を予定。

(日刊建設工業新聞様より引用)