静岡県島田市/庁舎周辺エリア土地利用/検討委設置、17年度内に方向性具体化

 静岡県島田市は、本庁舎と周辺エリアを対象とした土地利用の在り方を検討するため、市役所周辺整備検討委員会(委員長・高木繁副市長)を今月中に設置する。本庁舎の建て替えや解体した旧市民会館の機能の再生、駐車場の適正規模など、公共施設等総合管理計画を踏まえた土地利用の方向性を打ち出し、次期総合計画(18~25年度)に盛り込む考えだ。
 現在の本庁舎(中央町1)は1962年に完成した。規模はRC造地下1階地上4階建て延べ約5640平方メートル。02年度に耐震改修を行ったが既に15年近くが経過しており、現総合計画の後期基本計画(14~17年度)には建て替え計画の早期策定が盛り込まれている。
 庁舎東側の旧市民会館は老朽化のため本年度に解体撤去した。跡地約5000平方メートルは駐車場などに利用しているが、約1300席の大ホールを備えた会館の再整備を求める声もある。
 一方、庁舎西側にある市民総合施設「プラザおおるり」は約660席のホールや会議室、練習室など芸術・文化活動の拠点で、施設の一部(東棟)には市役所機能が入っている。規模はRC造3階建て延べ約9000平方メートル。83年に開館したが、旧市民会館と機能が類似しているため、今後の施設の在り方の方向性が検討課題。
 そのほか、老朽化で耐震性が低い文書庫に保管している公文書等の保管場所の確保も課題となっている。このため、庁舎北側にある公園と公園駐車場なども含めたエリアを対象に、土地や建物を効果的に活用するための方策を検討する。15年度に策定した公共施設等総合管理計画を基に「賢く持って、賢く使う」公共施設マネジメントを具体化する。17年度中に土地活用の方向性を決め、次期総合計画への搭載を目指す。

(日刊建設工業新聞様より引用)