高速道路3社/高速道逆走対策技術を公募/17年春から1年かけて検証

 東日本、中日本、西日本の高速道路会社3社は22日、高速道路の逆走対策技術の公募を始めた。民間企業などから、道路側・自動車側の両面で逆走車両への注意喚起、逆走発見と情報収集に関する技術を17年2月10日まで募集する。4月から1年程度かけて現場での検証と評価を行う。
 公募は、▽道路側での物理的・視覚的対策、道路側での逆走車両への注意喚起に関する技術(テーマI)▽道路側で逆走を発見し、その情報を収集する技術(テーマII)▽自動車側(自動車・車載機器)で逆走を発見し、その情報を収集する技術、自動車側での逆走車両ドライバーへの注意喚起に関する技術(テーマIII)-の3テーマで行う。
 過去に逆走が発生した箇所への警告標識の設置といった未然防止技術や、誤進入地点での大型矢印路面表示など分かりやすい案内で逆走に気付かせることを目的とした技術などを想定。トラフィックカウンターや路側カメラなどを活用して逆走を検知する技術なども考えられるという。逆走していることをカーナビやETCなどを通じて車内に警告したり、カーナビのGPS機能を使って逆走を判断したりする技術も募る。
 高速道路の逆走は2日に1回のペースで発生しており、正面衝突などの重大事故が後を絶たない状況。国土交通省は20年までに逆走事故ゼロを目標に掲げた「高速道路での逆走対策に関するロードマップ」を3月に策定している。3社による技術公募はその一環で、検証・評価対象となる技術を民間から求める。

(日刊建設工業新聞様より引用)